2022年9月22日PC版、2022年12月1日PS版XBOX版でサービス開始されたGundam Evolution(ガンダムエボリューション 以下ガンエボと略す)が、2023年11月30日でサービス終了となりました。約一年間の期間でした。

ガンエボは6vs6(PvP)基本無料のFPSゲームです。CODのチームデスマッチでキル数を競って勝つゲームではなく、オーバーウォッチの様なチームでの動きを重視して、指定のエリアを取ったり、攻撃目標に爆弾を置くなどが勝利条件のゲームです。

PS4→PS5版でプレイ時間は約30時間、ランクは認定戦だけでゴールド帯のプレイヤーの遊んだ感想を記載します。良かった点、悪かった点を箇条書きして、各項目について詳細に記載してます。長文になると思いますので、短く結論見たい方は「1.箇条書き」や「4.まとめ」の項目、太字だけでも見て頂ければと伝わると思います。

1.箇条書き 良かった点/悪かった点 

良かった点

  • ロボットゲームらしくブーストによる移動や回避が速くて楽しい
  • 体力0(中破)でも蘇生の可能性がある
  • サポート寄りの機体でも敵を倒せる火力はある
  • 一部アクション(変形など)はTPS(3人称)で見やすく操作しやすい工夫がある

悪かった点

  • 課金しないと全部の機体は開放できない
  • カジュアルマッチでも一戦が長い
  • 一戦ごとの準備時間が長い
  • マッチの途中でプレイヤーが抜けられると補充のプレイヤーが入ってこない
  • 機体が大きいせいなのか回避しても被弾していることが多い
  • 参戦している機体の意図が不明
  • アムロやシャアなど原作キャラの声はない

個人的に良かった点でもあり悪かった点として「機体ごとに役割(アタッカーやタンクなど)の明記がない」です。気にせず自由に機体を扱えるのは良いですが、チームの機体バランス考えて組まないと勝てないこともあるとは感じました。

2.良かった点について

ーストの移動や回避は爽快感があって楽しかったです。機体ごとにブーストゲージが違ういます。自分はザク2[射撃装備]を主に使用しており、ブーストゲージが多い機体です。ブーストして敵の懐に飛び込んでマシンガンを当てたり、敵の裏を取ってかき乱すのは楽しかったです。

その場で敵にやられて体力0でも中破状態なら味方にリペアして貰えれば前線維持できるシステムは好きでした。中破状態からさらに攻撃食らう、もしくは6秒時間が経つと大破されて、リスポーンされるシステムとなっています。中破して放置か、大破までさせるか、逆に味方をリペアするかなど、状況に応じて考えて戦うのも楽しかったです。

全ての機体を理解するほど使い込んでいないですが、どの機体でもある程度の大きなダメージは出せるゲームでした。アタッカーやタンクの役割がないので、気にせず自由に機体使えるのは楽しかったです。チームで同じ機体使えないので、使いたい機体は早いもの勝ちですけどね。

個人的に工夫されて良いと思った点は、アクションによって視点を確保してくれているのはは大きかったですね。箇条書きで変形について記載しましたが、他の例で記載しますとニューガンダムです。

バリアを張れるのですが、原作だとピラミッド型なので三角形のビーム表示がされてFPS視点だと見えにくい感じになると思っていました。ですがニューガンダムの視点では四角形(立方体?)のようになっているので視界を塞ぐものがほとんどありません(下記画像参照)。敵視点からだと原作通りのピラミッド型なので、原作にもプレイヤー視点にも配慮してくれているのは伝わるゲームと感じました。

3.悪かった点

機体総数が最終アプデで24機います。無課金プレイヤーは12機(+α)だけしか使用できません。基本課金しないと機体を開放できません。アプデで主人公機のニューガンダムやZガンダムなどが追加されたのですが、使用したい人は課金しないといけないプレイヤーがほとんどだったと思います。

無課金でデイリーやウィークリーを達成してシーズンパス上げてましたが、自分は1シーズン中に1機しか開放できませんでした。因みに1シーズンで追加機体は2機来るので、無課金は次シーズンまでどちらか1機しか開放できません。全シーズンをずっとプレイ出来ていませんが、無課金プレイヤーは全機体の開放できなかったと思います。

別ゲームの話ですが、オーバーウォッチはルールによっては攻撃と防衛がありますが、カジュアルマッチでは攻撃か防衛どちらか一回プレイして勝敗を決めます。ランクの場合は攻撃と防衛を交代して両方プレイして、攻めたポイントが高い方が勝者となります。

ガンエボはカジュアルマッチでもランクマッチでも律儀に攻撃と防衛を両方プレイさせられます。特にガンエボはマップ広く作られているので準備時間がオーバーウォッチと比べて長いです。自分はオーバーウォッチもやっているプレイヤーだったので、カジュアルで気楽に短く一戦やろうと思っても1試合長く感じました

また別ゲームのオーバーウォッチの話しになりますが、カジュアルマッチであればプレイヤーが抜けた場合は他のプレイヤーが補充されて合流してきます。ガンエボはプレイヤーが抜けた場合、その抜けたプレイヤーが戻って来ない限り空いたままです。人数不利のままゲームが進行するのでオーバーウォッチと比べるとやりずらさが目立ちました

良かった点でブーストの移動や回避が速くて爽快感あって楽しいと記載しましたが、回避して射線を切っているのに当たった判定となり中破されたことは何回かありますロボットゲームですので、人間よりか当たり判定が大きいのかもしれません。自分の回線が悪い可能性もありますので、そんなに悪いイメージは持ってないです。

個人的に参戦している機体が不思議でした。(下記画像(シーズン1の時)参照)

全24機いる画像をスクショ出来なかったのですが、初期でこの機体達です。ガンダム、ガンタンク、ジム、ザク、ドムで初代ガンダム(1stガンダム)の作品参戦が固まっている様に見えると思いますが、このドムが実はSEED DESTINYの「ドムトルーパー」です。

ドムトルーパーいるのに、ストライクフリーダム、デスティニーガンダムなどの主人公機いないのも不思議でした。色々な作品混ぜてもいいと思いますが、せめて主人公機は入れても良かったのではと思います

機体にガンダムとサザビーなどの主人公機やライバル機いますが、パイロットはモブキャラです原作のキャラクター(アムロやシャアなど)の声は一切ありません。スタンプやアイコンなどはありますが、一切声はないです。戦闘中の声は男女のモブのボイスしかなく、モブがファンネルとか言ったりしました。

同じ基本無料のバトルオペレーションは参戦機体も多い(量産機多めのイメージ)のであまり気にしなかったのですが、ガンエボ機体数が少ないのと主人公機やライバル機は出てたので、キャラの声演出とかは少し期待してたので少し残念でした。

4.まとめ

ガンダム+FPSのゲームでしたが、ガンダム好きでFPSも好きの両方好きでないと遊ぶモチベーション保てないとは感じました。自分の友人達は誰もやりませんでした…

オーバーウォッチ2とサービス開始の日程が近かったので、FPS好きはオーバーウォッチへプレイヤーが流れた感じはしました。

ガンエボの参戦機体が主人公機寄りなのか量産機寄りなのか明確ではなく、パイロットはモブなので、気になる(好きな)モビルスーツ参戦しなければガンダム好きでもガンエボをプレイする事はないのかなと思いました

後は貧乏な自分としては課金しないと全ての機体開放できないのは辛かったですね。好きな機体なら払うべきかもですが、他のゲームだと長い時間プレイして開放出来るので、キャラ開放の為だけの課金には渋りました。参戦機体もメジャーな機体が多ければもう少しサービスつづいていたのかなと思いました。

悪かった点や文句ばかり記載してるかもしれませんが、個人的にはバトロワのAPEXやフォートナイト、CODやBFのようなリアルなFPSよりも、このガンエボは好きでした(オーバーウォッチの方が好きなのは内緒)

ガンエボはブースト使用する事で生き残れる場面が多かったので、他FPSと比べて長く戦えて楽しかった印象はあります。

心残りはトロフィーコンプできなかったことですね。レベル50まで上げれなかったのは残念でした。レベル上げが1番大変でしたね。